問題なのは市場のコモン・プラクティスと産業別のコモン・プラクティスなのです。
典型的な例が指定伝票です。
伝票一種類に管理コストが相当かかっているはずです。
本当は、標準伝票でどんな相手先にも共通のものを使うというのが最高に効率がいいわけなのですけれども、取引先があることですからそうも行きません。
それから支払いの仕方、まず半分は現金で、残りを買掛金と相殺しその残高分はもう一度請求書を出し直してくれないかということをたくさんやっているわけです。
コモン・プラクティスとは、そういった話です。
産業レベルまたは国のレベル、この辺は企業が合理化をやろうとしたときに、一つの企業だけ良い子にさせてくれないのです。
ですからコモン・プラクティスは、多少手こずります。
ですが、必要悪を見定めてそこは対応して行くというのが業務システムのやり方ですから、見定めをしないでやってしまいますと、何のためにやっているのかわからなくなってしまいます。