「肝っ玉かあさん」
平岩さんは「私の中で京塚さんの声が聞こえてくるので、そのまま書いた」と語っており、この3部作の大部分を演出した川俣公明ディレクターは「45歳以上の女が主人公のテレビドラマは、それまでなかったが、京塚さんが独特の持ち味を発揮して、いい芝居をしてくれた。
今度は泣くそ、今度は怒るぞ、今度はどなるぞ・・・という期待が視聴者に出てきました。
京塚ママ中心にチームワークよく回転し、"飯食いドラマ"という批判もあったが、庶民のささやかな生活を大事に表現した」と、当時の録画状況を思い出していました。
技術の高橋紀男、照明の脇守、音響の大塚民生、撮影の細野克雄などのスタッフや初代の鈴木利正ディレクターなど演出陣の力も大きく、俳優は1時間前には集合し、早めに心を通じ合って、お互いに乗った状態でいい仕事をしました。